失敗が許されない職業もある

 若い人が政治家になるべきとか、若い人に総理大臣を、などと言う無責任な連中が若干増え出した。アホか、本当にアホなんだな、としか言いようがない。

政治家の場合、若いうちにやらかす些細な失敗は「まだ若いんだからいいよ」とか「まだ若手なんだからいいか」とか流されるわけだが、ある程度の年齢と経歴を積んでいくと些細な失敗すら許されなくなる、それが政治の世界なのである。

些細な失敗など許されないからこそ慎重になる。英断とか大胆な改革などは急いでできるはずもなく、失敗しないように十分な考慮と対策とそのための会議が必要となる。
ダメだったらやり直せばいいとか、そう言う考えかた前提で政治に携わってほしくない。

内閣府の人たちは些細な失敗すら許されないことをわかっているから、次に進む際も二の足を踏むのだ。
このことをわかっていない連中は「ダメだったら代えればいい」などと間抜けなことを言う。仮に若い総理大臣と若い内閣人事となった場合を考えてみようか。国民の生活に関連することで些細な失敗を何度もしたとして、「まだ若いんだから」と許すのか、許せるのか、となる。言い換えると「政策の失敗や不備による損害を文句なしに受け入れ許すことができるのか?」ということ。まぁ、どう考えても許されない。

それと、
自分は、些細な失敗も許されると考えている若い(考え方が稚拙な)政治家が嫌いだ。もちろんそれらを推す奴も嫌いだ。

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