庭の雑草が多くて大変

 両親が生前に家庭菜園として使っていた庭、雑草が生えまくりでもう大変。

草むしりをしていて気づいたことは、アレロパシー(他感作用)を利用して処理しやすい状況に変えるのが適切だということ。これに気づいたのは昨年で、今年はそれを実行して様子を見ていた。

アレロパシーを利用したところ、雑草の植生がかなり昨年よりも変化した。とは言えども、アレロパシーを持つ草は当然生えているわけで、それらは秋の終わりくらいから処理してしまわないと結局は雑草まみれになってしまう。

アレロパシーを持つ草としてはセイタカアワダチソウとかヘアリーベッチが有名。
後処理として除草処分が容易なものはセイタカアワダチソウで、立冬前には枯れて乾燥して茎だけになったものは抜きやすいし、ポキポキ折って可燃物で捨てればいいだけ。根に土がまとわりつかないので、土を払い落として処分するのも楽。とは言っても量が多いと意外と手間ではある。

うちの庭の場合、ヒメムカシヨモギ(維新草とか明治草)とオオアレチノギクの方がはるかに多く、これらもアレロパシーを持つようでオヒシバとメヒシバはほとんど成長できにずいる。

アレロパシーがある植物が生えていても、その効果が全ての雑草に効くわけではない。ヒメムカシヨモギとオオアレチノギクが沢山生えていてもヤハズエンドウに効果はほとんど無い(効果は皆無と言っていい)。ヤハズエンドウの成長速度と生命力の方が強いようだ。
エノコログサはヒメムカシヨモギとオオアレチノギクの隙間に低い背丈でひっそりと生き延びていたが、かなり成長に悪影響を及ぼされているようで背丈は低いまま数もかなり少なかった。

「除草剤を撒けはいいじゃん」という人もいるが、ちょっと待ってほしい、除草剤で草は枯れるが枯れた草は消えてなくなるわけではなく、結局は手作業で枯れ草を処分していくことになる。
雑草だけが発芽しなくなる薬があるといいなと思う。

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