2016年10月5日水曜日

ノイズだらけになったJPEGモノクロ線画のノイズ除去

以前にJPEG線画のノイズ除去のやり方を書いたが、さらにもう少しまともなノイズ除去ができるようにしてみた。かなり劇的にノイズ除去ができるので、お急ぎでない御仁やお暇な御仁は試してみてほしい。いや、ぜひ試せ。

ノイズ除去の行程は前回のやり方とほぼ同じだが、アンシャープマスクのパラメータの数値を変更し、ジャギー軽減のガウスぼかしをやめた。それと、カラーレベルの調整を簡単にした。

使用したノイズだらけの画像はネットで拾った煽り用画像というやつで、たぶんなにかのマンガのひとコマなのだろう。ノイズの多さと線の細さがいい具合だったので、これを素材として使う。

前回の行程は以下のリンク。
だがしかし、 後述するがいろいろと誤っている部分がある
JPEG圧縮で劣化したモノクロ線画からノイズを減らす
https://barry-tangram.blogspot.jp/2015/06/jpeg.html

 線画の周囲にかなりノイズが乗っているのがわかるだろうか。文字部分の周囲もかなりのノイズが出ている。手作業で取り除くのは難しい。これを素材として使用し、ノイズ除去を行う。

この画像をGIMPでレイヤとして3枚用意して、一番上のレイヤから順に処理していくことになるのは前回のやり方と同一。

Selective Gaussian Blurの設定は以下のように
Blur radius: 2.00
Max. delta: 30

これ以上小さいとノイズが多く残り、また、 大きい数値にすると線画部分やスクリーントーン部分のドットが抜け落ちたりつぶれてしまう。上記の数値を中心にして微調整は必要だと考える。

 以前のノイズ除去の行程と同じようにレイヤのモードを Grain extract にし、その下のレイヤにマージしていくのは同じ。
追記:某掲示板にて、どうやらマージする行程はいらないという指摘でそれを試したら結局は同じ処理結果になった。なので、レイヤをマージするという行程は不要でいい。マンガの線画に対してはレイヤのモード変更もマージも不要という結論になった。 (何をやってんだ自分は……、もう、全くマヌケなんだなぁ)

次にレベルの調整を行い、ぼかしたノイズ部分を目立たなくするためにレベルの調整を行う。
前回では中央のレベルも調整したが、今回はそれはせずに右端のレベルを弄るだけでいい。元画像のコントラストや黒のレベルを目視で確認して、丁度いいレベルにする。今回は右端のレベルの底あたりで丁度いい感じになった。


完了後の画像と元の画像の拡大した状態のスクリーンショットを貼っておく。一目瞭然の効果だろう。
まずは元のノイズだらけの画像のほう(画像クリックで拡大)

次にノイズ除去後の画像(画像クリックで拡大)

コマの中の文字周辺のノイズが劇的に除去されているのがわかるだろうか。

ここまで簡略化できれば文句は無かろう。

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