2015年6月8日月曜日

JPEG圧縮で劣化したモノクロ線画からノイズを減らす(2016-10-05:更新)

JPEGで圧縮率を上げると特有のノイズが発生して、画像が劣化してしまう。特にモノクロの線画などで背景が真っ白だった場合など、黒い描線の周囲に多くのノイズが入ってしまい汚くなる。このノイズを、GIMPを使ってなるべく少ないプロセスで除去してみる。

2016-10-05
さらにいい状態にノイズ除去できるように少し工夫してみたので、記事を読んだ後でもいので見ていってほしい。かなり効果的にノイズ除去ができるようになった。元画像との差異もかなり少ない。
ノイズだらけになったJPEGモノクロ線画のノイズ除去
https://barry-tangram.blogspot.jp/2016/10/jpeg.html

2016-8-04
このページ、テキスト部分を編集するたびにフォントのサイズがおかしくなる。もう面倒くさいのでフォントサイズとかガタガタになっていても気にしないでね

元画像は、「無料イラスト素材はちドットビズ」のものを使用。
縮小して 350 x 350 ピクセル にリサイズしたものをベースにする。

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イラスト著作
「無料イラスト素材はちドットビズ」
http://ha-chi.biz/
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この画像を圧縮率高めでノイジーな画像に劣化させる。さらに同じ工程をもう一度行って、はっきりと劣化していることがわかるようにした。
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 1 : GIMPで画像を開く

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2 : 元画像からレイヤとしてコピーを2枚作成

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3 : 一番上のレイヤに Selective Gaussian Blur を実行
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Blur radius: 20.00 Max. delta: 60
ここの数値はノイズ部分をぼかすためのものなので、プレビュー画像を見ながら調整

追記 2016年10月4日:Blur radiusは 5.00 で Max. deltaは 40 にするといい感じだった。もちろん、処理する画像の状態にもよるが、あまりぼかさない方がいい様子。

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ノイズ部分がぼけて見えにくくなっているのがわかるはず
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4 :レイヤのモードを Grain extract に変更
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モード変更後はこのような画像になる
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5 : 下のレイヤにマージ
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6 :先ほどのマージしたレイヤを Grain extract にモードを変更
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7 : 元画像と統合
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8 : レベルの調整
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Input Levels で明るい部分の山があるところの底辺り(一番低い部分ではない)までスライダをずらす。ガンマ値(3つのスライダのうち、真ん中のもの)は全体のレベルの中間になるように。



9 : 線描のエッジが荒くなるため、軽いBlurでジャギー軽減処理をする
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Gaussian Blur は 0.5 ~ 0.7 くらいの小さな範囲にする 
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10 : 完成。
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ノイズ除去後の完成画像
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処理前の劣化させた画像との比較
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元画像と処理後の比較
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ノイズをかなり除去できているのがわかると思う。ただし、完全にノイズを除去できているわけではないので、あくまでも「軽減」程度である。

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